〒651-2131兵庫県神戸市西区持子3-29-2

親知らず外来

まず、親知らずは状態によって、抜歯をしなくてもいい場合があります。
親知らずは、永久歯が生えそろった20歳前後に生えてくることが多く、永久歯の中で1番最後に生えるため、スペースがなく、横向きに生えるなどのトラブルが多々あります。
その他にも歯ブラシが届きづらく、隣の歯との間にむし歯ができてしまったり、歯並びを乱したりすることもあります。
しかし、必ず抜いた方がいいわけではなく、抜歯をしなくてもいいこともあります。しっかりと状態を確認し、今後の治療方針をご提示いたします。
もちろん、抜いた後の偶発症や痛みに関しては十分ご説明を行った上での処置にはなります。

下顎の中には下唇の感覚を司る神経が入っており、親知らずが深く埋まっている場合にこの神経に近接していることがあります。
当院では最新の歯科用CTを配備し、抜歯前に親知らずと神経の位置関係や親知らずの根の曲がり具合などしっかり把握できます。
また、当院院長は、大学卒業後、大阪歯科大学口腔外科第一講座研修に所属しておりました。
そこで得た技術をもって多くの親知らずの抜歯を行ってきました。

基本的にクリニックで対応できるものは行いますが、大学病院などで処置を行った方がよい場合は、紹介させていただきます。

Q&A

Q 親知らずは抜歯した⽅が良い?残した方がいい?

“親知らずを抜歯した方がいいケース”
親知らずの⽣え⽅による抜⻭した⽅が良いケースについて詳しくご説明します。
症状によってはなるべく早い処置が必要なケースもありますので参考にしてください。
・歯と歯のすき間に汚れがたまっている
・歯肉が腫れている
・虫歯になっている

“親知らずを残した方がいいケース”
このような親知らずの⽣え⽅の場合、⽣活に⽀障がないため抜く必要はありません。
・真っ直ぐ綺麗に⽣えている
・虫歯になっていない親知らず⾍⻭や⻭周病になっていない
・全く見えない親知らず

Q 抜歯すべき最適な時期は?

A.親知らずは18歳前後で生えてくるので、大体20歳前後で抜歯するのがおすすめです。

Q 抜歯時間

“真っ直ぐ生えている場合の親知らず”
A.約10分 (止血確認含めて約30分)

“横向きに生えている場合の親知らず”
A.約45分(止血確認含めて約60分)

Q 親知らずの抜歯の流れ

“親知らずを抜歯する際の流れ”
①事前診査、レントゲン撮影(必要があればCT撮影)
②診断・術式説明・リスク説明
③麻酔
④親知らずの抜歯
⑤止血確認・縫合
⑥術後の注意事項のご説明

Q 抜歯後は通常どの程度腫れますか?

A.全く腫れないこともあれば、大きく腫れて、顎から首周りにかけて、皮膚に青あざができたり、その後黄色く変化することもありますが治ります。

Q 腫れる期間はどのくらいですか?

A.ピークは一般的に3〜4日ですが長い方で2週間程度続く方もいらっしゃいます。